開港資料館のお宝~その2

日曜日に開港資料館で私の母方のルーツ、松本の生糸商標をコピーしてきたことをご紹介しました。
曽祖父は松本で機械製糸業を営んでいたのですが、昭和4年の濱口内閣から第2若槻礼次郎内閣の間の長い不況下で倒産しました。
その会社で生産されていた生糸の商標を「開港資料館」で見つけることができたのでした。
倒産を経て、静岡と愛知の県境近くに移り住み、そこで全く異なる事業を始めました。
さて、商標の図柄は「小野道風と蛙」です。柳の枝に蛙が跳びつこうとしているのを、笠をさした小野道風が見ている。
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花札で有名な図柄ですね。
母はその話しを後年祖母から聞いたそうですが、旧姓は柳澤。そこからこの図柄を選んだのではないでしょうか?
小野道風と蛙」の逸話から、努力し他の土地に移って事業を立ち上げた曽祖父の姿が想像できるのでした。