久しぶりの開港資料館です。

今年のGWは飛び石で、続けての休みが取りにくいです。
会社はカレンダー通りなので、今日一日が休みで明日から三日出社し、その後四連休となります。
2日は小倉に出張となりました。一泊して3日の昼過ぎに帰ってくるスケジュールです。
春期(私にとっては第2回)卒論指導を目指して、有効な時間繰りをしたいところです。
 
今朝早く横浜開港資料館へ行ってきました。
昨年末から改装していたのですが、何が変ったのか??です。
 
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企画展の「蚕の化せし金貨なり・・」が目的でしたから、常設展は素通りしてしまいました。もしかしたら、常設コーナーが改装されたのかもしれません。
新緑に包まれた、旧英国領事館です。左に回りこむと“たまくす”の木があり、開港資料館の入り口となります。
 
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左側には旧領事館の守衛所を改装したカフェがあります。いつも駆け足なので、立寄ったことがないのですが、一度ゆっくりとコーヒーでもいただきたいところです。
左側に小さく大砲が見えます。
これは「外国人居留地90番地の大砲」といわれる展示物です。慶應元年に創設された、スイスの商社、シーベル・ブレンワルド商会があった場所から見つかった(掘り出された)ものとのこと。ブレンワルド商会は生糸の輸出と時計の輸入をしていましたが、幕末の戊辰戦争の時には、武器の輸入もしていたようなのです。
 
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さて、企画展です。
日本の生糸産業についてがテーマです。
母方のルーツが信州松本で製糸業を営んでいた・・と聞いたことがあり、展示されている文献や史料にその痕跡を探しましたが、残念ながらありませんでした。
神奈川県立歴史博物館では「繭と鋼~神奈川とフランスの交流史」が開催されています。そちらのほうも近々・・
神奈川県文化財協会の総会のあと、関連講演会とフロアレクチャーがあるようなので、今から楽しみです。