オフ日です!

昨日、慶應義塾から郵便物が届きました。
大きめの封筒は・・
夜間スクーリングのテキストでした。振込みと申込みが火曜日だったので、あっという間に届いたことになります。
受講科目は「国文学古典研究」です。室町時代御伽草子変体仮名で読み下していく・・という講義です。薄いテキストは「室町物語影印叢刊」とあり・・つまり、原著の印影を綴ったものです。
「日本政治史」とどちらかにしようか?と迷いました。夜間スクーリングの時期は年末にもかかることから、これまで三年は業務との調整もうまくやってきたのですが、今年は一科目(水曜日)のみとしました。
加えて、上手く行けば(だいぶ雲行きも怪しいのですが・・)、卒業要件の単位数は満たしている(ハズ)ことから、エキストラの受講となります。なかなか経験のできない講義をうけてみよう!と思ったわけです。
もう一通、小さめの封筒は・・
7月度科目試験の成績か?とも思ったのですが、在籍確認シールでした。学生証に貼るものです。「2015930日まで有効」とされています。予定(希望)どおり、来年の3月卒業となれば、半年分の学費が返還されるのですが・・お金がどうこうではなく、とにかくがんばって、3月卒を目指します。
さて、今日は予定通り、二つの歴史博物館に行ってきました。
まず、横浜都市発展記念館「港の半世紀」
 
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 写真記者、五十嵐英壽の写真展を中心に、米軍による接収解除からの横浜に関する展示です。
 
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 一階のロビーにあるニュース映像を見ることもできました。横浜の近代・・特に戦前~戦後にかけてのモダン文化に興味があることから、これらのニュース映像もいちどゆっくりと見てみたいものです。
 DVDあればいいのに・・
次に、横浜開港資料館「スイス使節団が見た幕末の日本」です。幕末に来日したスイス使節団の一員であった、ブレンワルドに日記を中心とした展示です。
ブレンワルドは1866年からスイス領事も務めますが、シイベル・ブレンワルド商会の経営者としても有名です。横浜屈指の外国商館でした。
 
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ブレンワルドは横浜瓦斯燈事業で、高島嘉衛門と組んでドイツの商社に対抗して、その利権を外国側に奪われることを防いだ(実態はそう単純な背景ではなかった)ことで、以前から名前を知っていました。
ラッキーなことに、展示関連資料として『港都の黎明~ブレンワルド日記から』(20116月初版)の第4刷版が販売されており(税込300円!)で、早速購入しました。
 
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さて、しばらく工事中だったJAグループ横浜ビルです。
角の部分(3階部分)を遺しながら解体し、再建築をしていましたが、内装を残して、ほぼ完成したようです。
 
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通用口の扉は当時のまま・・のようです。趣きがあります。
知らなかったのですが(手元資料には載ってない・・)、この建物は横浜市認定歴史的建造物に2012年に指定された「旧神奈川県産業組合館」で昭和13年に建造されたようです。
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道をはさんで、横浜税関(クィーンの塔)があります。
全て焼夷弾が使われた横浜大空襲(太平洋戦争)では、関東大震災の復興後に建てられた、鉄筋コンクリート造の建物が焼け残りました。
横浜では、このようなビルでは、歴史的に価値のある(景観や建築仕様)部分を残した建て替えが行われています。
 
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バイクを置き場のある、象の鼻パークから日本大通りです。8月もあと一週間・・、銀杏並木はまだ青々としています。
あと3ヶ月もすると、一面黄色となります。
 
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午前中は、浜風もあって心地よかったです。
自宅から原付バイクで15分・・ロケーションに深謝です!
 
卒論の初稿を提出し、夏期スクーリングも終わりました。10月度科目試験、夜間スクーリングへと気持ちを持っていかなくてはならないのですが、いまひとつ、気合が入りません。
良い?オフ日となりました・・