土曜日のフィールドワーク

先週の土曜日は横浜山手地区のフィールドワークでした。
アーバンデザインがご専門のK教授の講義です。
午前中の並木拠点での講義を終えて、集合場所はみなとみらい線の元町中華街駅改札。
そこから、特別講義が行われる山手234番館まで山手の街並みを観ながら(K教授のレクチャーを受けながら)歩きました。
 
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市指定文化財の横浜地方気象台庁舎です。
横浜気象台は明治29(1896)年に、海岸通りで神奈川県測候所として業務を開始しました。関東大震災で罹災し、現在の山手に新築移転されました。
 
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安政5(1858)年の通商条約により開港した横浜は、山下町を外国人居留地に定めたことから商業地とした発展しました。
その後住宅地として、山手居留地が開発されました。
関東大震災で多くの西洋館が倒壊しましたが、その後昭和初期にかけて学校や教会、領事館などの建設が進みました。
 
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特別講義が行われた山手234番館です。
日本人の手により設計された、外国人向けの共同住宅です。
特別講義ではこの山手234番館をはじめ、ベーリック・ホールやエリスマン邸など7館の西洋館を管理している、横浜市緑の協会の方から歴史や維持・管理のご苦労などのお話しを伺いました。
「横浜もののはじめ」
横浜開港とともに外国の様々な技術・文化が取り入れられました。
 
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ビールもその一つ。
キリンビールの前身は横浜山手ゆかりの「もののはじめ」です。講義後の懇親会はアサヒスーパードライでしたが・・
K教授からはガッツリ課題が出されました。
6月中旬提出期限の課題や発表レポートが4つ重なりました。