白井宿の佇まい

少し前になりますが、群馬県四万温泉の帰路、渋川市にある白井宿に立ち寄りました。
 
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正直、宿泊までの時間調整でした。
が・・どこにでもある道の駅から旧道にまわりこんでみると、なかなかの佇まいが広がっています。
 
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この辺りは子持ち(こもち)といわれる地区で、沼田道(三国街道)草津道、江戸道の分岐にあたり、市がたっていたとのことです。つまり、吾妻地区と中毛地区の物流が交流する地域、また、利根川を活用した水利という面でも重要な拠点だったのかもしれません。
 
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道標です。
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白井は白井長尾氏の居城「白井城」を中心とした城下町でした。
城下町から市場町として栄えた白井は、宿場町ではないのですが町並の形態は宿場そのものであり、街道の真ん中を流れる用水路は宿場町形態特有のものだそうです。
 
ブログでの紹介を忘れておりました。
 
さて、日曜日の早朝に飛び込んできた「2020東京五輪招致」です。
私の勤務する会社は建築関連の部材を製造販売しています。7年後といっても、需要ベースでは今から3年~6年後くらいの間。
消費税の駆け込み需要の反動減を心配していた業界に、その後の楽しみが出来たという感じでしょうか?そもそもスクラップ&ビルトからストック市場の活用、そもそも人口減による世帯数の減少など、本質的な問題は山積みのままです。
10年・20年のスパンで物事を考えて行かなくてはならない時代・・このチャンスを単なる需要の刈取りだけに終わらせてしまってはならないと考えるのです。