甲州道中三日目です。足が痛く・・ゆっくりと歩きました。

甲州道中も三日目。
いよいよ今回の旅程の最終日です。
昨日がんばったので、今回はゆっくり歩きます・・というか、昨日の40キロのおかげで足が痛くなり、ゆっくり歩かざるをえません。
 
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JR韮崎駅のガードをくぐり歩き始めます。ガードの向こう側に、お世話になった「萬屋旅館」さんが見えます。
豪勢なお食事が出るわけではありませんが、おもてなしの心がとてもうれしいお宿でした。
 
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塩川をわたると甲斐市に入ります。
「泣石」です。
仁科盛信の奮闘も報われず高遠城を落とされた武田勝頼は、できたばかりの新府城に火を放ち、岩殿城へ後退します。この地から燃え盛る新府城を見た勝頼夫人が涙を流したと伝わります。
 
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下今井集落です。
中央高速の双葉サービスエリアのある付近です。坂を上る途中に道標がありました。
 
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弘化二年と刻まれた庚申道標です。
「右甲府江戸、左市川駿○」とあります。この地点から市川駿河道が伸びています。
 
今日の行程は昨日と異なり、街中を歩くことが多く、里山の自然のすばらしさをほとんど感じることがない行程です。
コンビニやファミレス、ガソリンスタンドに100円ショップ・・今の私の生活には欠かせないものばかりですが、テクテク歩きの旅ではむしろげんなりする光景に見えてしまいます。
その分疲れも大きくなります。
 
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貢川地区にある芸術の森公園です。
県立美術館と県立文学館があります。新緑がきれいでしたが、初日の諏訪大社、昨日の葛木宿など、ゆっくりと再訪したいところです。
 
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甲府の市街地は甲州道中の名残はほとんどありません。徳川幕府の直轄領だったことから
かね手がそこここに見られます。
 
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甲州善光寺も一度ゆっくり訪れてみたいと思います。
武田三代に興味があり、また山梨県は横浜からのアクセスもよいせいか、たびたび訪れる場所です。
ただ、こうして歩いてみるとまだまだ訪れていないところがたくさんあります。
次への楽しみです。
 
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甲府銀座アーケードの東側の入り口の近くで見つけた「秤屋さん」です。
何か魅かれます・・
 
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今日の歩行距離は20キロに満たないくらいでした。
足が痛かったのと、前述のとおり・・街中のウォーキングは疲れます。
酒折駅から中央線に乗り帰路につきました。
これからは“通い”での行程が組めます。
 
さて、明日・明後日と仕事です。
連休の後半は自宅にいますが、慶應通教のレポート(東洋史概説Ⅱ)を仕上げること、横浜開港資料館の企画展・・そこそこ忙しくなりそうです。