中山道を歩きました。寒いです。

予定通り中山道ウォークに来ています。
二泊二日(うち一泊はバス車中泊)・・というわけで、昨晩23時30分東京駅発の深夜バスで名古屋に着き、JR中央線で前回の終点「野尻駅」からスタートです。
野尻駅着は8時30分・・寒いです。
中国道沿いの温度計はマイナス8度「路面凍結注意」です。
 
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この景色!寒いですがピン!とした冬ならではの景色です。
今回は野尻宿須原宿→上松宿と三つの宿を歩きました。本当に・・「夜明け前」の世界です。ところどころに往時の佇まいが残ります。
 
木曽路も十一宿場のうち、中宿に入った印象は・・「水」でした。
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大島の水場です。
ここの手前、沢山のかわいらしいお地蔵様が迎えてくれる天長院というお寺のあたりから多くの水場が見られます。それも、生活感満点の・・
それこそ・・須原宿は「水舟」で有名です。
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その前に「鍵屋の坂」です。
須原宿の枡形ですが、古い民家の間を水が流れその両側に道があるという江戸時代の宿場の原風景です。
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須原宿の水舟です。
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途中、水神様をお祀りされていました。
鏡餅がお供えられています。ほほえましい光景でした。
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次の宿場「上松」にはこのような防火水槽です。
吊るされたブリキのバケツがかわいいです。
 
上松宿は名勝「寝覚ノ床」で有名です。
y21も子供の頃に家族で訪れたことがあります。両親のルーツが長野県のため、とても縁があります。長野県にはよく訪れました。
「寝覚ノ床」入り口に越前屋さんという江戸時代から続く蕎麦屋さんがあります。
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このお蕎麦屋さん・・品があります。
「寝覚ノ床」に向う坂道に面した建物の一部分・・
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最近、横浜関内での歴史建造物めぐりをしているy21にはたまりません。
いつまでも残してほしいです。
で・・
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現在の越前屋さんです。
創業三百余年・・中山道のルートが変わり、この場所(先ほどの坂を下ったところ国道19号線沿い)に移ってきたのでしょう。
 
時間の経過を感じます。
時間の経過言えば・・
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歌川広重の木曽六十九次「上ケ松」です。
そこには「小野の滝」が画かれています。絵の左側です。
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現在の「小野の滝」です。
国道19号線沿いにあります。上にはJR中央線です。随分変わってしまいました。
 
恒例のマンホールです。
実は今回の中山道ウォークはあまり多くのマンホールが見られません。一つ一つの町村のが大きくて前回に大桑村のマンホールを”収穫”したので、今回は「上松町・木曽町・木祖村」の三町村です。
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上松町のマンホールです。
ひのきの里を赤沢森林鉄道(大正五年~昭和50年まで運行されていた)でしょうか?
 
さて、明日はゆっくりと薮原まで歩きます。約20キロ。高速バスの時間は16時なので、たっぷりと時間があります。
というのも・・木曽義仲に関する史跡が多く見られます。
「義仲館」にもよってみたいと思っています。