昨日は写真と資料の整理に丸一日!

昨日は三泊四日の中山道シリーズの写真と資料の整理に費やしました。
いつも”駆け足”なので、もう少しゆっくりと名所旧跡に立ち寄れば・・と思うのですが、それはまた後日の楽しみです。
京都までの東海道と折り返しの中山道(まだ130キロほど残っているのですが・・)で再訪したいところ、博物館や資料館、名所旧跡が沢山あります。事前に調べておいて、現地ではしっかり勉強してこれるようにしたいものです。
 
今回のシリーズで信濃の国を踏破したことになります。
昨年の10月10日に「是より北木曽路の碑」で信濃に入りました。
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島崎藤村による「是より・・」の碑の反対側にある国境の碑です。
ここからしばらく歩くと馬籠宿です。馬籠宿は現在は長野県から岐阜県(中津川市)に”国替え”をしています。
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馬籠峠への道です。前日まではあいにくの天気だったのですが、信濃の国に入ったこの日は良い天気に恵まれました。木曽路は初秋でした。
木曽路十一宿はとても楽しい旅になりました。丁度、島崎藤村の「夜明け前」を読み返していたところだったので、尚更・・
 
1月に再訪したときには雪が積もっていました。
眼前に広がる広大な中央アルプスの雪景色はしばし足が止まる美しさです。
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木曽谷はどんどん山深く、谷は狭くなっていきます。木曽川沿いに肩を寄せ合い建っている家々に往時の面影が残ります。
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上松宿の少し手前、寝覚にある越前屋さんです。
古いながらもモダンな造りがとても素敵な建物です。現在は国道沿い(寝覚神社の前)でお蕎麦屋さんを経営されています。
木曽十一宿はこのあと、2月11日に贄川宿を通過し「是より南木曽路」の碑でその行程を終えました。
もう一度、今度はゆっくり(そう、一日あたり2~3宿くらい)訪れてみたいです。
 
木曽谷を抜けると一気に空が広くなります。「木曽路はすべて山の中」なのです。
2月11日に木曽路を抜け、12日には諏訪に入りました。この日は大雪・・11日の鳥居峠越え、12日の塩尻峠越えは大変でした。トレッキングシューズで正解!峠越えの途中はまさに”ラッセル”です。
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塩尻宿を抜けて塩尻峠に向う、柿沢地区の蔵です。
雪の白さと梁の黒さのコントラストが素敵な、お気に入りの一枚です。
 
さて、今回は下諏訪宿から歩き始め三泊四日をかけて碓氷峠を越えました。
途中から雄大浅間山がグングンせまってきます。また山から吹き抜ける風がとても心地よかったです。
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街道沿いは春を迎えて、田おこしの真っ最中です。
なかなか都会では見られなくなった、大きな鯉のぼりも悠々と泳いでいました。
 
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最終日の碓氷峠信濃と上野の国境です。
これで信州とはお別れ・・上州に入ります。木曽街道69宿のうち26宿を占めている信濃の国を踏破したことになります。
信州は私の両親のルーツです。
とても良い旅になりました。
 
あれこれ調べたり、想いを馳せたり・・でなかなか肝心な勉強が進みません。
中国語・・マズイです。水曜日には講座の復習試験があります。あせってきました!!
 
次週末は関内にある歴史博物館に行きたいと思います。
夫々で春の特別展が行われています。