八王子道(絹の道)後編です!

今日・・「文化の日」は最高の行楽日和でした。
高尾山は空前の人出で、なんと!あまりの混雑ぶりに頂上まで行けないで戻ってくる人がいた・・とFM横浜で言ってました。
 
さて、一ヶ月ぶりの八王子道です。
八王子道は「絹の道」と言われています。安政五年の日米修好通商条約締結により、横浜を海外への窓口として交易が盛んになり、特に日本から輸出される絹は高品質で重宝され、多くの荷駄がこの道を横浜に運ばれました。
本日は前回の終点、南町田駅(東急田園都市線)近くの小鶴橋からスタートです。
前半はほとんど141号線と47号線を歩きます。
あまり金石碑はなく、単調なウォーキングが続きます。
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きれいな花が咲いていました。
朝顔?のような花です・・この時期で? 教えてください!
歩き始めて30分くらいでした。元気が出ますね。
町田駅周辺です。
Jリーグで町おこし!どこかでも見たような気がします・・
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サッカーは地元密着の運営がいいですね。
y21の住んでいる横浜からベイスターズが無くなるところでした・・もっと応援に行かなくては!ですね。
マリノスもそうですが、地元にプロスポーツチームがあるって、いいですよね。
京王相模原線を越えて、多摩センターを遠謀しながら歩きます。
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すすき越しの南大沢のニュータウンです。
良いお天気です!
鑓水地区に入ると一機に古道ムードが出てきます。
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小泉家屋敷です。
東京都指定有形民俗文化財で、明治期の建物に今も生活をされています。
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絹の道資料館で昼食(早起き自作弁当!)をとり、しばらく行くと、右に旧道を入ります。
これが、「史跡絹の道」です。左側には地神塔や常夜灯があります。ここから往時の趣たっぷりの道を登っていきます。
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趣満点です。
で・・先にある道了堂跡を左に回りこむと急に視界が開けます。
都下の大都市「八王子」が一望できます。
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下に走っているのは、横浜から中央高速(八王子インター)間を移動するときにお世話になる16号バイパスです。
本当に今日はお天気に恵まれました!
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いつもと違い、石碑の写真が少ないのですが、慈眼寺という山門が立派なお寺にあった六地蔵です。手前の石塔は百万遍供養等で寛政十一年とありました。
中山道に遅れること一ヶ月?すっかり秋です。
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秋らしい風景も・・と思って歩きました。
多くのお宅の柿の木にはたわわに柿がなってました。今日のウォーキングで一番!おいしそうな柿です。
今日の終点は八王子の八日町の交差点です。
甲州街道に八王子道が合流する地点。甲州街道甲府を経て、諏訪、塩尻へ延びます。
y21は浜松(静岡県)生まれで、現在は横浜に住んでいますが、両親ともにルーツは長野県です。特に父方の祖父は伊那の出です。祖父の生家には養蚕の蚕棚や桑畑がありました・・y21が小学生の頃です。
絹の道へ荷駄が流れ、横浜から世界に向けて船積みされていったのです。
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八日町の交差点です。
甲州街道を大月方面、左から八王子道(絹の道)が合流します。ここから大月方面には国道16号線と20号線が800mほど並走(同じ道)します。
足元には「一般国道八王子道路元標」なるものがありました。
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実は・・絹の道との分岐地点ゆえの当時の道標などが現存しているかと期待しましたが、何もありません。
旧東海道保土ヶ谷宿にある、金沢道との分岐道標のようなもの・・期待したのでした。
甲州街道を歩くときにしっかりと予習をして臨みたいと思います。
中山道を終えて・・伊勢道善光寺道、秋葉道・・だいぶ先になりそうです。
 
久しぶりの古道ウォーキングでブログも長めになってしまいます。
今週末は?・・考えます。