昨日の続き・・
昨日の終点「平岩橋」から歩きます。今日のクライマックスはやはり「十三峠」でしょう。
大湫宿から恵那の手前まで・・延々と山坂が続きます。
見所満載でした!
平岩橋から細久手宿まではほんの僅かです。
細久手本陣の少し手前にある土蔵です。
趣ありすぎです!
これも細久手宿で見つけた「趣満点のタバコ屋さんの看板」です。
細久手はいまでこそ・・ですが、往時の賑わいはたいそうなものであったようでした。
奥ノ田一里塚です。これは右側(京に向かって)。
こちらが左側です。
現存ものなのに国指定史跡でもなく・・と思っていたのですが、ここから現存ものが続きます。
今日通過した五つの一里塚は全て左右の塚が”現存”しているものでした。
琵琶峠の馬頭観音です。宝暦十三年とありました。
琵琶峠の道です。石畳の道が続きます。
琵琶峠を下ると大湫宿です。
十三峠の西口です。ここから山坂げ延々と続きます・・
峠の入口は寺坂という坂ですが、そこには石仏群・・多くの旅人の心を癒してくれたのでしょう。
十三峠は途中、数軒の集落が点在しており、原風景!を感じさせる道でした。よくもこのような山坂を・・とも感じますが、当時は茶屋や立場などもあったようで、賑やかな往来だったのでしょう。
とはいえ、中山道の十三峠は往時もキツイ道だったに違いありません。
昨日の「牛の鼻欠け坂」や今日の「乱れ坂・・参勤交代の隊列が乱れるほどの急坂」など、名前からも想像できます。
で、中山道を上街道・・下街道への分岐がこの道です。
江戸時代も中期以降になるとお伊勢参りの人々の往来や物流が活発になりました。下街道はここから、土岐や多治見を経て名古屋・伊勢に繋がる道でした。中山道(上道)に比して格段に平坦で近道でもあり多くの人がこちらの下街道に流れたようです。
中山道の衰退を懸念した幕府は取り締まりを強化したほどであったようです。
中仙道踏破後は・・伊勢街道もいいですね。起点は・・ここにしましょう!
十三峠の東口の近くに”西行塚”があります。
およそ10キロに渡る、長い山道でした。
第二回のウォーキングもいよいよ終点が近づいてきました。
駅入口の交差点を終点としました。この地は大井宿ですが、次回はこの大井宿の中心部を歩きます。お預けです。
恵那は初めて訪れましたが、全くの”昭和的”な街並みです。