8月のお盆休みで四日間歩き、その続きです。
・・でも、旧
中山道ウォーキングは初めから雨に祟られっぱなしです。
東海道ウォーキングでは箱根で一日降られただけなのに・・
今様”蓑”を着ていざ第二弾!です。
今回は前回の終点「
美濃太田宿」から「
長久手宿」までの予定ですが、雨の降り方次第・・という感じです。
それにしても激しい雨・・背後から雷が追いかけて来ます。
太田の渡しの手前に懐かしいポンプ井戸がありました。
後ろは
長良川の土手です・・太田の渡しは「木曽の架け橋」「
碓氷峠」とならぶ
中山道の三難所でした。
橋が架かったのは昭和二年でした。
伏見宿を過ぎて”高倉集落”に入りました。この辺は
国道21号線を歩き、時々左に反れ旧道に入ります。
秋です・・栗は丸々と実を大きくしています。
雨中のウォーキングは気持ちが折れそうになりますが、心和ませてくれ、元気付けてくれる瞬間です。
平安時代の三大女流作家であった
和泉式部は奔放気ままに
東山道を旅していた途中で病に倒れ、鬼岩温泉で療養していましたが、この地で亡くなったとのことでした。
数ある坂の一つ「謡坂」です。
「牛の鼻欠け坂」と一風変わった名前の坂の次に現れます。
整然とした石畳が素敵です・・
謡坂を登り切ったところにある茶屋跡です。
坂側を見て撮影しています。背中側には謡坂一里塚の碑と復元された塚があります。
日本橋から94番目の一里塚です。
・・と、それ以上にこの地が有名なのは・・
これ・・なのです。
津橋集落まで一気に下ります。
再び登り返すと、左右一対の一里塚が現存している鴨ノ巣一里塚です。
今日の終点は平岩橋でした。
長久手宿まで・・と考えていたのですが、手前約2kmくらいでしょうか?雨が再び激しくなってきたので、平岩橋までとしました。
平岩橋に降り切る手前に石仏がありました。
秋葉坂三尊です。
200年余前から
中山道を往来する人々の心のより所となってきました。
明日は今日の続き・・大井宿まで、雨が激しくなければ、美濃
坂本駅を終点としたいと考えてます。