「万治の石仏」です。
”石の宗教”という本の表紙を飾っているこの石仏には一度お会いしたいと思っていました。中山道から少し外れますが足をのばしました。春宮の石の鳥居を造ろうとこの石にノミを入れたところ、傷口から血が流れ出し、その夜に石工の枕元に良い石材のお告げがあり、それにより立派な鳥居を完成することが出来、感謝の気持ちで石工たちが阿弥陀如来を祀り感謝の意を表したといわれています。
すごい存在感に圧倒されます。
諏訪大社下社春宮の幣拝殿と左右片拝殿です。
安永九年に完成しました。秋宮より一年早かったのですが、両宮は宮大工の技を競い合いました。
境内には江戸時代前期の天和年間に作られた神楽殿もあります。
ここが有名な木落し坂。旧中山道は木落し坂の上を通ります。七年目の申虎の年に行われます。山から切り出す「山出し祭り」が4月、町内を曳行し建立する「里引き祭り」が5月に行われます。木落しはそのクライマックスです。
今回の中山道の一日目は、横浜ではすでに過ぎてしまった「春」を沢山みつけることができました。天気が今ひとつ、夕方近くには雨も降り始めました。遠くの山では山桜が綺麗でした。
明日は晴れるとのことです。良い写真が撮れたら・・と思います。
和田宿の手前です。鍛冶足の交差点に向って国道から側道に入りました。この辺りはほとんどのお宅の庭で綺麗な花を見ることができます。道路の際、わずかなスペースにチューリップが咲いています。