「日経新聞」と大学教育

おはようございます。
y21は「日経新聞」の購読をはじめて30年余りになります。
埼玉県の志木にあった丸紅の独身寮でとりはじめてから、一度も休むことなく購読してきました。
当時は通勤電車に乗るとほとんどの人が「日経新聞」を広げていて、正直「気持ち悪いな・・」と思ったことも少なくありませんでした。
さて、その「日経新聞」ですが、月曜日の「18歳プラス」を毎週楽しみにしています。
今週の「18歳プラス」にはロバート・キャンベルさんが登場されていました。
ときどきテレビ番組のコメンテーターとして拝見しますが、東京大学で教鞭をとられ、現在は立川にある国文学研究資料館の館長を務められています。
日経新聞」の記事では江戸時代の人にとって「通(つう)」とされる生き方から、現在に生きる私たち・・特に、これから社会に出ていく学生たちへのメッセージを引き出しています。
y21は横市の修士ロバート・キャンベルさんの研究を参考にした箇所があり、一度お会いしたいとおもっている研究者の一人です。
そして、「18歳プラス」には、毎週、池上彰さんの「若者たちへ」が掲載されています。
ジャーナリストの池上さんが、これまでの経験から現在起きていること(特に国際情勢)を読み解き、学生に向けて語りかけます。今週は立教大学での講演の一部を紹介されていますが、ご自身も東京工業大学(特命教授)をはじめ、多くの大学で教鞭をとられています。
池上さんのコラムには「リベラルアーツ」という言葉がよくでてきます。教養や考え方を重んじる教育です。
横市の講義に参加して、35年前の講義との違いにやや戸惑いながらも、毎回ワクワクして講義に臨むことができましたが、そのような教育方針が反映されてきたのでしょう。