おはようございます。
フィールドワークの続き・・。いよいよ石川酒造です。
私の研究テーマ「近世後期から明治維新期の横浜の文化」に・・しっかりと関係があるのです。
その国登録有形文化財の本蔵(左側)です。本蔵の右手前の新蔵の下には熊川分水が流れています。
熊川分水です。この左側には仕込み水があります。日本酒の醸造に「水」が重要なのは素人の私でもわかることなのですが、150mまで(上総層群・東久留米層下部層)掘削した井戸から汲み上げているとのことでした。
250年前に建てられたもので、酒屋の目印「酒林」が吊るしてあります。
資料館の展示品は酒造業に関わるものが大半でしたが、このような江戸時代後期の在村経済(生産)活動と文化・文芸の展開は密接に関係しています。よい勉強になりました。もう一度、体調と天気の良い時期に来てみたいと思いました。