僅かな時間の歴史ウォーク(小杉御殿)のこと

おはようございます。
昨日は平塚(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)で慶應藤沢のベスト16を賭けた一戦がありました。結果は13慶應藤沢は負けてしまいました。
慶應藤沢のこの前の試合を日曜日に等々力球場で観戦しました。等々力球場へ横浜から行くにはJRましくは東急東横線武蔵小杉駅へ行き、そこからバスということになります。3年前に同じ等々力緑地公園の中にある「川崎市公文書館」で行われた古文書講座に参加したことがありました。
今回は試合開始まで時間があったので、約2キロを歩くことに。
府中街道(国道409)を歩くのはつまらないので、少しだけ「中原街道」が楽しめるルートを歩くことにしました。「中原街道」は以前に「旧鎌倉街道下道(しもつみち)」で歩いたこともある、随所に歴史的佇まいが残る脇往還です。
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小杉駅から歩いてきて、西明寺前の交差点で「中原街道」に合流できました。ここは「中原街道」がクランクに曲っている箇所です。写真の突き当たりを右に曲りると丸子橋まで1キロくらいです。この鉤状の曲りは岡崎城27曲りや掛川城7曲りなどと同じ、街道に面した城の防備上から設えたものでしょうか?
この場所には小杉御殿といい、江戸時代初頭(1608年)に建てられた徳川将軍家の宿泊施設がりました。江戸時代は五街道の一つ、東海道で知られますが、この中原街道も主要な街道でした。
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西明寺の境内にある、現在では写真の左側(前部)の石碑や「小杉御殿町」という町名にその名残があります。
炎天下の遠回りは少し応えましたが、久しぶりの歴史ウォークでした。ほんの僅かな時間でしたが・・