梅雨空の下、中国語検定→横歴セミナーでした

先週は多忙な業務に加え酒席が多く、なかなか勉強する時間が確保できませんでした。
それでも・・この日はやってきます。
3月の検定が東日本大震災で中止になり、今日がその振り替えと新規受験の日でした。
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横浜会場です。
前回(昨年11月28日)はこの会場で四級と準四級を受け、玉砕しましたので、今回は着実に準四級から仕切り直しです。今年中には四級合格を期しているので、3月の検定中止は痛いところです。年3回→2回になりました。
会社での中国語の講座にヘトヘトになりながら、何とか続けているせいか、今回はとても簡単に感じました。もちろん準四級=「中国語を学習する”準備”が整った」クラスなので、決して胸を張れる話しではありません・・
残り時間を15分残して退室しました。
地下鉄「日本大通り」駅への途中「旧露亜銀行」の修復工事現場を通りました。
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「旧露亜銀行」は大正10年頃に建てられ、その後、ドイツ領事館→横浜入管事務所→警友病院別館と家主が替わり、現在は横浜市のもののようです。
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実はこの修復現場は長らくシートに囲われており、中を見ることが出来ませんでした。
本町通の反対側から見ると更に重厚感があります。
 
今日はもうひとつのイヴェントがありました。
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横浜市歴史博物館では現在「寺社参詣・物見遊山」という特別展を行なっております。
一昨年に”旧東海道”、”金沢道”を歩き、昨年から今年にかけて”大山街道”を歩いた私にとっては興味深々。昨年から楽しみにしていた企画展でした・・
横歴の企画展はこじんまりしながらも内容が濃く、作り手(企画側)の熱意が毎回よく伝わってきます。
で、関連講演会「近世神奈川の名所とその変遷」を聴きました。鎌倉国宝館館長の鈴木良明先生のご講演で、「名所とは何か?」・・歌に詠まれる「名のある所」としての名所から始まり、江戸中期に一般庶民の旅(参詣、物見遊山ブーム)、出版による紹介・・
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名所の変遷を勉強しました。
ご講演を聴いて、ますます興味が沸いたと同時にやはり多くの文献を読まなくてはとも。「東海道名所記」は購入したい一冊です。これを読んでから、それこそ、東海道中膝栗毛などを読むと、往時の様子がもっと活き活きと感じることでしょう。
写真・・隠し撮りではありません(笑)。やはり会場も節電・・なのです。
とてもわかりやすい良いご講演でした。
 
さて・・来週は慶應の通信教育課程の7月度試験です。今回は二科目。土曜日に「地理学Ⅰ」日曜日は「史学概論」です。
一週間、試験勉強です。でも・・会食に出張があり、なかなか充分な時間が確保できません。
「匍匐前進」がんばります!