久しぶりに横浜都市発展記念館に行きました!

昨日に続いて、初夏を思わせる陽気になりました。
昨日(4月16日)から「横浜都市発展記念館」で行われている企画展”昭和の東海道「六大都市」をめぐる”に行ってきました。
横浜都市発展記念館は横浜市の認定歴史的建造物に指定されている「旧横浜市外電話局」の建物の中にあります。関東大震災以降の横浜発展の歴史が展示されています。特に地図が充実しています。
 
企画展の帰りに横浜市の認定歴史的建造物に立ち寄り・・です。
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桜通橋です。先にはこれも認定建造物の山手隧道も見えます。
桜通橋は本牧から石川町に抜ける山手隧道の手前に架かっています。昭和3年に横浜市復興局により設計されました。先に見える山手隧道と合せて、復興のシンボル事業として行われました。先の山手隧道との調和も見事です。
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桜通橋をくぐると山手隧道です。戦前の道路用トンネルとしては最大の幅員とのことです。自動車による往来がそれほど盛んでもない時代の大事業だったのでしょう。
並走する第二山手隧道(石川町→本牧方面車線)は鉄道用(市電)だったとのことです。
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打越橋です。
この鉄製の美しい橋も昭和3年に架けられました。
関東大震災の後、路面電車の線路施設のために造成された切通し(山元町~長者町へ抜ける)を跨ぐために建造されました。アーチ形式が美しい・・鉄萌えします。
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近くによって見ました。
鉄鋼メーカーの刻印を探しますが・・見つかりません。次回は双眼鏡持参で来てみます。両側の石積擁壁とのコントラストが最高です。
一度、鉄橋の特集?でもしてみたいです。前にもご紹介したように、商社で鉄鋼に携わってきた私にとって、鉄の構造物・・橋梁は最高に興奮・感動する構造物なのです。
美しい・・でしょう??
 
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さて、横浜都市発展記念館の企画展は地図満載のよい企画展でした。
時代時代の人の動きにとても興味があり、東海道中山道・・横浜近郊の古道や近世の道をあるいています。とても興味深いテーマです。
ただ、テーマの範囲(地域)が広いせいか、「展示しているだけ・・」感が否めませんでした。資料をもとにもう少し掘り下げた企画展を期待します。
エリアを限定しながらも六大都市との交流や人々の往来を意識した企画展がよいですね。
企画展資料も購入(500円)してきました。これからゆっくりと楽しみたいと思います。また、フロアーレクチャーの予定もあるようなのでスケジュールを見ながら再訪を考えたいです。
 
ゴールデンウィークは3日間にわたり中山道を歩きます。
諏訪から軽井沢まで、2泊3日の行程です。そろそろ準備をはじめます。
 
昨日も茨城県南部を震源とする地震がありました。
東日本大震災から復興へ向けての力強い一歩を踏み出したいところですが、原発の問題、多くの風評被害・・
厳しい状況が続きます。
先週、桜咲く大岡川を溯上しました。大岡川に架かる橋の多くが関東大震災からの復興事業で架橋されました。少し往時のこと・・知りたくなってきました。
 
次回は・・これから考えます。