月曜日の2館+1室・・途中で、開港記念館に立ち寄りました。

月曜日の二館+一室めぐりは、途中で横浜市開港記念館に立ち寄ることが出来ました。
ジャックの愛称で横浜市民に親しまれている、レンガ造りの建物は、大正2(1913)に横浜開港50周年を記念して建築されました。
開館は大正6年になります。
 
ちょうど、内部の見学会が行われていました。
通常は横浜市中区公会堂として使用されていることから、これまでもタイミングが悪くしっかりと見学をしたことがありませんでした。
メインのホールです。
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二階席から・・
とても趣きがあります。
 
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ジャックの塔(時計塔)へのらせん階段です。
 
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ステンドグラスがはめ込まれた窓もとても素敵です。
私の安物デジカメではすばらしい佇まいがお伝えできないのが残念でなりません。
あまりに感動して・・外観の撮影を忘れてしまいました。
 
現在、二館+一室の特別展は「関東大震災90年」に関するものです。
それぞれの館(室)でテーマを持ち、展示・解説をしています。
横浜は関東大震災、太平洋戦争と二度の大きな災害とそこからの復興を経験しました。
 
横浜市歴史的建造物として有名なホテルニューグランドは、関東大震災後に建設され、大戦後はアメリカ軍に接収されました。
(写真は一昨年の冬のものです)
 
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このホテルニューグランド関東大震災からの復興のシンボルの一つとして建築されましたが、当時の横浜市長は横浜復興の意味を持たせて「フェニックスホテル」と命名しよう!と主張されたそうです。
横浜開港記念館も二度の災害を経て、横浜市民の誰もが誇りとする建造物として後世に残されていくことでしょう。
 
ブログにも記しましたが、いろいろな視点から、いかにして大震災による被害がら横浜は復興を成しえたか?テーマに改めて、展示してほしいと考えます。東日本大震災からの復興の少しでも参考になることがあれば・・と思います。