平成25年の最終日です。自分なりに充実の一年でした。

平成25年の最終日です。
明日からは新しい年を迎えることになります(当たり前ですが・・)
新年は早起きして、大桟橋に初日の出をお迎えに行く予定です。昨年は実家のある浜松で初日の出をお迎えしました。
 
さて、昨日は2時間のウォーキングで、旧引越村、永田村を巡りました。
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宝林寺です。
ここには、江戸時代後期に「東輝庵」という、月船禅慧という妙心寺派の禅僧が開いた、禅修行道場がありました。宝林寺は同じ臨済宗でも円覚寺派です。
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月船禅慧の墓です。
この東輝庵からは、円覚寺中興の祖と呼ばれる誠拙周樗や禅画で有名な仙厓義梵(博多聖福寺住持)、白隠下に転じて数多くの高僧を輩出した峨山慈棹などが修行を積みました。
この地は月船の号である“武渓”と呼ばれ、「武渓文化」という、在地の文化が昇華した・・と言われています。
この「武渓文化」に関する考察が私の卒論テーマです。
先行研究が少なくやりがいはあるのですが、地域の歴史に埋もれて史料が少ないことが悩みではあります。
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平成26年は、この卒論テーマにしっかり取り組んで行くことになります。
来秋の第三回卒論指導までに、何とか指導教授からの“合格”をいただきたいところです。
ここまではほぼ予定通り。
ただ、参考文献を見つけ出し、借りる(あるいは地方の図書館から取り寄せる)・複写する、そして精読し、要点整理・・このプロセスの繰り返しに苦労しています。
これからのパートは史資料が少ないので、悩ましいところ。
相変わらずの匍匐前進です。
 
でも、なかなか「面白い」テーマ、それも地元の歴史テーマです。しっかりとやり遂げ、力強くゴールのテープを切りたいところです。
 
それでは・・
小ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
平成26年が皆様にとって良い年になりますことを祈念申し上げます。