朝一で図書館・・国語学は「振り出しに戻る」です

今日は昨日の反省(国語学)から、朝一番に南図書館に行って調べ物です。
何の考えもなくレポート課題に取り組もうとしましたが「振り出しに戻る」です。
 
「振り出し」と言えば・・なのですが、私が年末に購入したスマホに万歩計機能がついています。それに“東海道を歩く”機能が新たに加わりました。
もう3年になりますね。
 
さて、南図書館です。
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日本国語大辞典第二版』で再度資料集めです。
テーマは形容詞の「美しい」です。奈良時代平安時代に使われた「美しい」形容の語をピックアップ、整理してから論じて行きたいと考えています。
 
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なかなか良い感じで進めることができました。
 
ところで、辞典といえば、今朝の読売新聞の朝刊の書評欄で大野晋編『古典基礎語辞典』が作家の朝吹真理子さんにより紹介されていました。
「絶滅したはずの言語に会うため、毎晩辞書をとりだす。『千夜一夜物語』を読むように。寝る前に、少しずつ読みすすめている。
 古語は、匿名の人々の唇の痕跡だと思う、現在は機能しなくなり、生命の絶えた言葉のようにみえても、読むたびごとに言葉は息を吹き返す。「未来」の言葉は、古語の向こう側からやってくるのではないかとさえ思う。後略」
お高いですが「編者の没後は学習院大学の教え子が編集を引き継いだ」とあります。母校の名前を見つけたこともあり、手元に欲しい一冊になりそうです。
 
国語学慶應通教のテキストと『日本国語大辞典第二版』からの資料で書き進めていく予定ですが、前出の大野晋による『日本語の年輪』新潮文庫も参考にしようと考えています。
 
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南図書館で見つけました。
金沢文庫での企画展です。称名寺と併せて次週末にでも行ってみようか・・と思います。