科目試験二日目です。

1月度科目試験の二日目です。
今日は「東洋史概説Ⅰ」を1230分から受験します。
 
東洋史概説Ⅰ」は中国の古代史(~宋)とその時代の東アジアと中央アジアまで・・と範囲がとても広いです。
設問は全部で3問です。
大設問は「唐から宋の間の大きな変化について」を15行以内で述べるもの。
小設問は2題「道教」と「サーサーン朝ペルシア」についての用語説明です。
 
前述のとおり、範囲が広いことに加えて、大設問はいわゆる大学受験用の“丸暗記”では対応できません。
歴史の流れを理解することが必要になります。
「唐から宋の間の大きな変化」・・厳しいところを突いてきます。
どうしても勉強の興味は秦や漢、隋・唐あたりの歴史、加えて、春秋戦国時代などに向かっています。
15行書くには書きましたが・・といったところです。
 
この「東洋史概説」はペン書き指定です。鉛筆で下書きをし、ペンで清書をしていきます。一時間の試験時間をすべて使い切ってようやく・・という感じ。
あれこれ考えている時間は少ないです。下書きが終わり、清書までの間に見直しをしたいところですが、その時間は全く無し。トライアスロンのような試験科目です。右腕はパンパンです。
 
これで1月度の科目試験が終わりました。厳しいものでしたが、一歩一歩着実に歩んで行きたいと思います・・通教のイヴェントが終わるたびにそう感じます。
 
以前にブログでも紹介しましたが、私の住んでいる横浜には古い石造りの建物が多くあります。そしてそのエントランスは建物の顔としてとても趣きがあります。
 
慶應にも多くの素晴らしい“エントランス”があります。
 
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明治45年に建てられた「慶応義塾図書館」のエントランスです。義塾創立50周年記念事業として建てられものです。重要文化財
 
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「塾監局」のエントランスです。昭和元年に竣工しました。写真はエントランスだけですが、全体的に重厚感の中におしゃれ?を感じる、とても好きな建物です。
 
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私は通学時に東門を使っています。坂と階段を登ると、右手に図書館旧館、先の左手に塾監局・・慶応義塾の歴史を感じることができるルート。毎回、楽しみながら教室に向かいます。
次に三田に来るのは4月度の科目試験になります。それまでに、新年度の履修申込みやメディア授業の申込みがあります。
「匍匐前進」たっぷりの進捗状況ですが、とても楽しく勉強させていただいてます。この環境に感謝です。
 
次週末は「横浜市歴史博物館」でセミナーがあります。
館長の鈴木先生のご講演です。
昨日から横歴では「火の神・生命の神~古代カマド信仰をさぐる」という企画展を行なっています。
併せて楽しんできます。