「横浜ライブラリースクール」に行ってきました

おはようございます。
昨日は横浜市中央図書館で一日を過ごしました。
開館から13時までは資料閲覧。昼食を挟んで13時半からは「横浜ライブラリースクール」を聴講しました。
y21はテーマとしている内容への研究アプローチに大きく2つのルートを設定していますが、その一つめの資料をしっかり収集し、年末年始の休暇をその外堀を埋める作業に充てようと思います。
一次資料の解析が進んでいないこともあり、一部は来週にまわすことになりますが、それなりの成果がありました。
さて、楽しみにしていた「横浜ライブラリースクール」です。

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先週の土曜日に横市学情の市民講座で、真葛焼記念館の山本博士館長から少し説明のあった「神奈川台場」がテーマでした。

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三洋物産のホームページより転載
山本館長からは神奈川台場を設計した勝海舟にちなんだ「勝サブレ」のお土産までいただきました。
というわけで少しは知識をもって臨むことができた「横浜ライブラリースクール」でした。

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横浜開港資料館の吉崎先生は、神奈川台場が造られた時代背景、開港前後の横浜の社会情勢などについてお話しいただきました。
埋蔵文化財センターの浪形早季子先生は前半が古地図や古写真などの文献資料を使って、そして後半は土木学会などの他組織による調査も含め1994年から11回行われた試掘やボーリング調査からわかったことをお話しいただきました。
y21の研究テーマに時代も地域も近いことから、大変興味深く聴くことができました。
同じ「神奈川台場」をテーマにしての文献史学と考古学・・。
その研究(考察)手法の違いがとてもよくわかり、興味深く感じた講演会でした。
「勝サブレ」の山本博士館長もいらっしゃっていました。