せっかくの上州 その③

おはようございます。この週末は伊香保温泉でした。
二日目には足利市鑁阿寺(ばんなじ)に立寄りました。こちらも日本百名城のひとつ。「足利氏宅跡」として国の史跡に指定されています。
正確には「金剛山 仁王院 法華坊 鑁阿寺」で足利市の祖、源義康が同地に居館(足利氏館)を構え、その後建久7年(1196)に 足利義兼が僧理真を招聘したことに始まるようです。
“鑁阿”は、足利義兼の戒名、さらに文暦元年(1234)に 足利義氏が伽藍を整備して足利氏の氏寺となりました。
平成25年のには本堂が国宝に指定されました。

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その本堂です。

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江戸時代に架けられた太鼓橋を渡ると、室町時代建立の山門(仁王門)です。

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こちらが山門。

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こちらは鎌倉時代に建てられた東門です。
正和年間(131216)に描かれた同寺の伽藍配置図には東西の正門が描かれているとのことです。
武家造りの質実剛健な佇まい・・
y21はこちらに惹かれました。
実は初日の新田金山城とは渡良瀬川を挟んで、車で30分ほどの距離にあります。
伊香保で取引先に聞いて、立ち寄った次第・・
しっかりと勉強(予習)して行くべきでした。
今日の法政は「記録史料学」です。ご担当のI先生からは、毎度たっぷりの課題が出されます。
y21が毎週楽しみにしている講義です。