横歴の企画展関連講座のサプライズゲストは素敵な英国紳士でした

今日は5時に起きて通教の科目試験の勉強です。
平日は450分起床なので、決して早いわけではないのですが、気分的には“早起き”です。
平日は出勤前の慌しさからあまり感じないのですが、すっかり日が短くなりました。
5時はもう薄暗い感じです・・普通「日が短くなった」というのは、夕方に言う?のでした。
 
午前中に途中、朝食いて感じることは、既に提出済みのレポートの出来、内容の薄さの痛感&反省です。
通読して、もう一回精読、そして通読した参考文献を片手にレポートに取り掛かるというのがだいたいのパターンなのですが、パソコンに向かい要点整理をしていると、改めて認識することが多く、とたんにレポートの出来に不安がよぎるのでした。
 
さて、今日は横浜市歴史博物館と横浜開港資料館の企画展関連講座に行ってきました。
 
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横歴の入り口には企画展の看板。
企画展は既に観覧済み、開港資料館にも伺い、先着1000名の絵葉書もいただきました。
 
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東京大学史料編纂所保谷教授の講義「生麦事件から見る幕末の日本と世界」です。
今回の講座は応募者多数で、補助席が出るほどでした。
鈴木館長からもそのようなお話しがありましたが、当選できてラッキーでした。
というのも・・
生麦事件で不幸にも落命された英国人商人リチャードソンの縁戚の方がお見えになり、ご挨拶をいただきました。
 
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リチャードソンの長姉の曾孫さんとのことです。素敵なジェントルマンでした。
リチャードソンと英国の父親との多くの書簡が開港資料館に展示されていました。リチャードソンの書簡や関連史料を相続され、ご好意で初めて公開、展示されたとのことでした。
リチャードソンは大変な親日家で、父親との手紙から伺える内容もお話しいただきました。
 
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本日の講義です。
東京大学保谷先生の時々ユーモアも織り交ぜた講義は大変わかりやすく、また、高校までの歴史の勉強では教えてもらえない内容など・・とても興味深いものでした。
そういえば、昨日の山家先生も東京大学史料編纂所の教授でありました。
講義のレジュメには初代英国駐日公使のオールコックによる『大君の都』からの引用が数箇所ありました。もう一度読み返してみようかな?と感じるほど、当時の横浜や江戸は躍動感に満ちていたのでした。
 
昨日の神奈川県立歴史博物館に、今日の横浜市歴史博物館・・二日連続の歴史講座は少し疲れましたが、とても贅沢な週末になりました。
来週は県立歴史博物館の講座「夢窓疎石と鎌倉禅宗文化」3回シリーズの2回目です。