川崎公文書館の歴史講座に行ってきました!

3月11日
昨年の今日、この日は金曜日でした。
その時間、私は日比谷にある会社の会議室で仙台営業所のスタッフ4名と会議中でした。
そのスタッフたちは、埼玉の営業所から渋滞の中回送された営業車を使い、二日がかりで家族のもとに帰りました。
東日本大震災から一年です。
多くの尊い命が失われ、被災された方、関係される方のご苦労はいまだに続いています。
私の勤務する会社も仙台の営業所・工場が被災し、11月にようやく移転再稼動をすることが出来ました。建築材料の生産販売を行なっていますが、一日も早く稼動させて地域の復旧・復興に貢献したい・・と、スタッフががんばってきました。多くのスタッフは自宅、親戚などが被災していました。
「風化させてはいけない」とか「大震災の教訓」とか・・は二の次。全ての被災された方が一日もはやく普通の生活にもどられることを祈念してやみません。
 
今日は予定どおり、川崎公文書館主催の歴史講演会「発展を続ける川崎の歴史~江戸・東京を支えて~」に行ってきました。
歴史講演会や講座で横浜市を出ることがなく、アウェイな気分?でしたが、とても有意義なものでした。
 
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村上先生(法政大学名誉教授)は1925年うまれの87歳。年初に体調を崩され、リハビリ中とのことでしたが、お元気に約二時間のご講演をつとめられました。
 
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内容は川崎の歴史概説・・といった感じです。もちろん、講演のなかでも触れられていましたが、川崎そのものの発展は江戸時代以降です。江戸の発展を支えた、川崎の立ち位置をお話しいただきました。
 
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内容を掘り下げる・・というより、概説でしたので、今回のご講演を聞いて興味をもったこと、歴史を個々人で掘り下げていくヒントをいただいた・・という感じでしょうか?
 
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「歴史を学ぶことは、過去との対話によって、未来を展望した創造力を養っていくことである」というお言葉がとても印象に残りました。
歴史学は、史実のみを検証する歴史小説とは異なるものであり、それによって「反省と教訓」が得られる・・
 
ご講演の前に一分間の黙祷をいたしました。
 
昨日の夜に、眠れない・・ついでに、英語Ⅱのレポートを仕上げました。
明日に投函しようと思います。
英語・・苦戦しそうです。文法も単語もすっかり“とんで”しまっています。海外駐在がしたくて総合商社に入社したのですが、国内取引部門に配属され、そうは苦手でなかったハズの英語はすっかり錆付いています。
来月からメディア英語がスタートします。並行して英語勘を取り戻さなくてはなりません。
長く厳しい道・・the long and winding road です。