日本大通りの銀杏並木は来週末が見ごろでしょうか?

今日は雲が多く寒い一日でした。
横浜開港資料館での5回目(全6回シリーズ)のセミナーです。
 
日本大通の銀杏並木もすっかり色が変わりました。ところどころ、樹によってはまだ緑色が混じります。来週末には一面黄金色になるでしょう・・
 
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第5回のセミナーは「ハマのモダーン・ライフ」というテーマで横浜都市発展記念館の吉崎先生が講義されました。
吉崎先生は今回の“都市横浜シリーズ”のコーディネーターで、毎回司会を務められますが、今回はご自身の専門分野を講師として担当されました。
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横浜モダンを当時の人が桜木町駅を午後一時過ぎにスタートし、伊勢佐木町のデパート、カフェー、ダンスホールをまわる・・という設定です。
 
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当時のモダンな人々の装いや、生活の姿を多くの絵はがきやチラシなどの資料、大佛次郎の小説や随筆などから推測しながら進みます。
 
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昨年の「ときめきのイゼザキ140年史」と被る点も多かったのですが、とても愉しい講義でした。昨年の「ときめき・・」講座は開講資料館が担当されましたが、吉崎先生はその第3回のセミナーを担当されました。
テーマは「横浜モダンのなかのイセザキ」でした。
 
帰りに伊勢佐木町のイセビルに立ち寄りました。
イセザキの入口にあるビアホールやビリヤード場のあるモダンな社交場だったようです。
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関東大震災の復興の先陣を切り、昭和2年に建設されました。
ビルの横面には「イセビル」の文字があります。
知らなければ、ただの古いビルですが、長いあいだ横浜のイセザキの移り変わりを見てきた建物と知ると、見え方も変わってきますね。
 
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セミナーでもイセビルが紹介されました。
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スライドの右側の建物が“イセビル”です。左側は横浜松屋デパート。松屋は銀座や浅草にある東京の老舗デパートです。1869年に横浜石川町で創業された鶴屋呉服店が、神田今川橋の松屋呉服店を買収し、その後呉服店から百貨店に転進しました。
吉田橋を渡ると、現在のイセザキモールです。運河は首都高横羽線になっています。
 
6回シリーズのセミナーも次回が最終回です。
新潟出張から帰京後開港資料館に直行することになりそうです。
 
木曜日に「歴史哲学」のレポートを送付しました。
明日はテキストの精読から要点の整理をしたいと思います。1月度の科目試験は「歴史哲学」と「東洋史概説」の2科目。月曜日には試験科目の登録票を送付します。