中山道は三日目です!

今、軽井沢駅前のビジネスホテルでパソコンに向っています。
ローカル局のニュースを見ながら・・松本城が多くの人出で賑わっているようです。天守閣までなんと!二時間半!
 
さて、今日は三日目。岩田村宿から沓掛宿まで約20キロの行程です。宿泊地とのアクセス距離を考えると22キロくらいにはなるでしょうか?
 
岩田村宿を出てしばらく行くと住吉神社があります。その境内に「善光寺道」の道標がありました。実は県道9号線沿いに復元したものが立っていました。道路拡張で破損したものが修繕されて住吉神社境内にあると書いてありました。小諸二里と刻まれています。
 
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善光寺道と言えば・・追分宿の分去の道標です。ここから中山道から分れ北国街道となります。善光寺道の東半分です。と思っています。先ほどの善光寺道と併せて調べてみたいと思いました。
前回(2月)に歩いた洗馬宿に善光寺道の上方の分岐があります。機会を見て歩きたいと思います。
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追分宿を後に、沓掛宿に入りました。
沓掛宿は現在の中軽井沢です。追分宿の手前から別荘地の中を歩いてきました。沓掛宿・・残念ながら”歴史好き”の中年を嬉々とさせる史跡が少ない・・ような気がしました。
本陣跡も見逃しました(発見できませんでした)。
中軽井沢駅入口の少し手前に草津への道標がありました。馬頭観音でしょうか?往時から草津は温泉場として有名だったのでしょう。中山道から分かれ入るための道標です。
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さて、昨日和田峠から岩村田までグングン標高を下げてきましたが、小田井宿の辺りからまた少しずつ高度を稼ぐように歩きました。途中国道18号線と並走するのですが”標高1003m”という看板が出ていました。
心地よい早春の風・・少し肌寒かったです。
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追分宿への道です。桜が綺麗です。
昨日から桜の写真ばかり撮っていました。
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沓掛宿を過ぎると湯川に沿って歩きます。信濃鉄道線の橋梁をくぐります。橋脚の石積みが素敵で思わず写真を撮ってしまいました。
橋梁には”川崎造船所兵庫分工場”のプレートが・・明治四十四年製造とあります。
感激!です。
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これは軽井沢中保育園の園門前の横断歩道で見つけた道祖神です。
昔は旅人の・・今は園児の安全を見守っています。黄色の横断旗とのコントラストが素敵です。
 
今日の行程は20キロ余りと決して長いものではありませんでしたが、思った以上にキツい行程となりました。
今回の三泊四日では、和田峠、笠取峠そして明日歩く碓氷峠があり、トレッキング用の靴にしました。
2月に鳥居峠塩尻峠を歩いたときにはこれが奏功しました(雪だったこともあったでしょう・・)。
和田峠は足下が悪い箇所がある、それこそ山行でした。
しかし、アスファルトを歩くには・・問題ありそうです。足の負担がかなりのものです。明日は碓氷峠です。トレッキングシューズが活躍することでしょう。
 
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りんごの花です。
岩田村のりんご園で見つけました。綺麗で可憐は白い花です。
 
さて、明日はいよいよ碓氷峠を越えます。信濃から上野の国に入ります。足に不安ありますががんばります。