おはようございます。
京浜歴科研「歴史を歩く会」でy21が興味深く楽しんだことの最後は、根岸森林公園まわりのことです。
「根岸競馬場」は慶応2(1866)年に建設された日本で最初の競馬場です。横浜開港からわずか7年後のことです。
「横浜名所之内 大日本横浜根岸万国人競馬興行ノ図」(永林信実、明治5〈1872〉年)
(公益財団法人馬事文化財団ホームページより転載)
関東大震災によって根岸競馬場の施設は大半が崩壊してしまったことから、昭和4(1929)年に一等馬見所が建設され、その後二等馬見所も増設されました。東京駅前の旧丸ビルを手掛けたアメリカ人建築家J・H・モーガンの設計によります。
その後、太平洋戦争中では帝国海軍に、戦後は米軍に接収されていましたが、昭和39(1964)年にはその一部、同44年には大部分が日本政府へ返還されました。
隣接する「米海軍根岸住宅地区」です。
同地の返還が日米間で合意されたことから、今後は横浜市が建物の改修・保全を行ったうえで、その活用方法が検討されているようです。
「トキノミノル(幻乃馬)」
10戦10勝。うちレコード優勝7回という成績でクラシック二冠を制したが、東京優駿(日本ダービー)の競走17日後に破傷風で急死(1951年)、「幻の馬」と称されました。
「シンザン(神賛)」
史上2頭目、戦後では初のクラシック三冠馬。日本競馬史上初めて「五冠馬」の称号を与えられました。戦後日本の競馬界に長く影響を与え続けた功績の大きさから「神馬」とも呼ばれています。
y21には「超無知の領域」なので、ネット情報からご参考まで…
特別展「戦国武士と馬」こちらは大変興味深い内容で、楽しく拝見いたしました。
さて、今日は慶應通信のメンバー(人生の大先輩!)と久しぶりにお会いします。
ゆえ、市ヶ谷は二週間連続でお休みです。