「勤労感謝の日」と「新嘗祭」と

おはようございます。
今日は祝日。勤労感謝の日です。
この1123日は元々「勤労感謝の日」ではなく、「新嘗祭」と呼ばれる祭日で、宮中祭祀が行なわれる日でした。
この新嘗祭とは天皇が日本国民を代表し五穀豊穣と収穫できたことの神への感謝を捧げるための祭りでした。
日本版の収穫祭というところでしょうか?
y21が「古事記の会」という勉強会に参加している(最近はサボリ気味)ことは、過去にもブログしたところですが、講師の小野先生(湯島天満宮禰宜、神学博士)からは、この「新嘗祭」の話しをよく伺います。
国民のほとんどが農業で生計を立て、それが国家の生計を担っていた時代には、新たな収穫が得られるか否かは個人や組織の生死に関わることでした。春にその年の五穀豊穣を祈り、秋にはその実りに感謝するという風習は、現在とは比べものにならないほど、重要な意味を
持っていたのでしょう。
ブログでは主義や思想について語ることはありませんが、祝日の本来の意味や歴史を知っておくことは大切なことと思います。
では、これから石和温泉で取引先の安全大会です。
今回は電車で行くことにします(渋滞はこりごりです)。