おはようございます。
まず、何故この地に芭蕉記念館があるか?ということですが、館のホームページによれば、大正6(1917)年に当時の東京府が、この地を「芭蕉翁古池の跡」と指定してことから、これを“ゆかりの地”と、昭和56年に芭蕉記念館、平成7年に芭蕉記念館分館が開館されたとのことです。
企画展『芭蕉十哲』が行われていました。
「萬年橋」方面に歩くと、右側に「芭蕉稲荷神社」がありました。「秋のウォーキング」では気がつきませんでしたが「芭蕉庵旧地の碑」がありました。この地にあった芭蕉庵は江戸時代中期には武家屋敷の敷地の一部となり、幕末から明治にかけて消失してしまったとのことです。。
再びの「萬年橋」です。
昭和5(1930)年にの建造された「萬年橋」は、古くは延宝8(1680)年の江戸の地図には記載があるようです。現在の“鉄リッチ”な佇まいも素敵ですが、当時もその優美な姿から葛飾北斎の富嶽三十六景の中で「深川萬年橋下」として、歌川広重の名所江戸百景の中では「深川萬年橋」として取り上げられています。
「芭蕉記念館分館史蹟展望園」です。
「芭蕉」と「萬年橋」を存分に楽しんだあと、リバーフロントを「新大橋」まで歩き、帰路につきました。
凡そ1時間半でしたが、もりたくさんの連休中日となりました。