演習Ⅱ(補講)の続き

おはようございます。
昨日のブログの続き・・です。演習Ⅱのテーマが「仮説をたてる」ことは紹介しました。昨年の4月に演習Ⅰの初回講義で粗々考えていた「仮説」・・というか「論旨展開の道筋」とは大きく変わるものになりました。
ここが慶應通信の卒論と違うこと。卒論の論旨展開の組みなおしはマイナーチェンジでした。I教授から指導いただいた「オチ」も初めから想定していたところでした。
今回の「仮説」はかなり大胆なものになりました。
1)当初想定していた研究領域から狭義では外れるこになるが、これは出会った史料(前出あるも研究領域が違う)とそれを検証していくなかでの気付きから視座を変えてみようと考えた。
2)「仮説」が間違っていた、立証できる論拠を打ち立てることが出来なかった(薄かった)にしても、そのプロセスが十分に研究内容として耐え得るものである。
との考え方をM教授と確認。さらに加えれば、大学院生は学生ではなく研究者としての自覚が必要だということでした(生意気ですが)。
よし!と気合をいれ、登山靴の紐を結びなおし、ザックを背負い・・一歩を踏み出しました。
まだまだ・・先は長いです。