日本文化論に悪戦苦闘

おはようございます。
履修科目の中に言語文化論特講という講義があります。
どうしても受講したい先生の講義なのですが、業務の都合でほとんど講義に出ることができません。
先生のご好意?でレポート提出でも可といわれているのですが、その「発表」の日は会社に時間休暇のお願いをして出席しようと思います。
担当のY教授は昨年12月の大学院の入試説明会でお話しを伺った先生なのですが、研究テーマに関係していることもあり、後期はY教授の演習講義も受講したいと考えています。
なぜ研究指導教員をお願いしなかったか?
Y教授は残念ながら今期で退官されるのでした。ということで、後期の演習Ⅱが最後のチャンスとなるのです。
さて、言語文化論特講ですが、最初のテキスト『日本文化論の系譜-『武士道』から『「甘え」の構造』まで』(大久保喬樹)の担当項(折口信夫坂口安吾)はなんとかクリアできたのですが、次のテキスト『「日本文化論」の変容』(青木保)では担当の第5章に苦戦しております。
もちろん、全編を読まなくてはいけないことは承知しているのですが、文中で紹介されている本(もしくは論文)を読まないと理解が深まりません。
取り急ぎ、『菊と刀』(ルース・ベネディクト)はAmazonで購入手配をしました。『菊と刀』は第2章で取り上げているので、第5章担当としては文中で触れている程度なのですが、この本の基点となっている(と私は思っている)『菊と刀』を読んでおかない訳にはいかない感じです。5章では10の論文や著作が取り上げられています。とても読みきれる量(もちろん内容も)ではありません。
慶應通信で難解なテキストを読み下し、レポートを書き綴っていったことを思い出しました。
発表は616日。その次の週には他の講義での発表も控えていることから、同時並行ながらも早々に目処を立てたいところです。
難しい・・けど、楽しい・・かな?