日本大通りの銀杏並木も少し色づいてきました!

横浜開港資料館のセミナー第三回です。
今日は「スピード時代の都市の交通空間」と題し、横浜都市発展記念館の岡田先生によるセミナーでした。
この全6回シリーズのセミナーは“『モダン都市』を考える”が統一テーマ。
「スピード」を「モダン」一要素として捉え、その時代に現れた新しい都市交通について学びます。
特に鉄道交通についてご専門とのことなので、その点がメインになるのかな?と思って臨みましたが、むしろ、第一回の「大横浜・大東京」の延長線にあるような内容でした。
近代以前の都市を継承した“都市”がどのように発展し、人の流れがどのようになっていったか?その点に都市交通・住宅地(郊外の発展)を絡めて進みます。
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プロジェクターに写真や地図、資料を投影したわかりやすいセミナーです。
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今回はパワーポイントの文字が多すぎたでしょうか?資料と同じものなので、むしろ、写真や資料を多用していただいたほうが理解度も深まります・・とアンケートに書きました。
 
次回は「スクリーンのなかの横浜モダン・イメージ」がテーマです。当時の映画を上映しながらの講義とのこと・・いまから楽しみです!
 
さて、前回のセミナーは「モダン都市横浜を歩く」がテーマで横浜のモダン建築について学びました。
その際に1930年に建てられた“インペリアル・アパート”が紹介されました。山下町に現存するとのことで、セミナーの前に立ち寄りました。
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外観です。現在は住居としてではなく、アトリエや会社事務所として使われているようです。
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エントランスです。横浜には古い建造物が多くあります。インペリアル・アパート(現在はインペリアルビル)のエントランスも趣きがあります。
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階段も良い感じ・・
15坪の空室があり、借り手を募集していました。それには、歴史的建造物であることも添えられています。賃料はいくらでしょうか?
 
インペリアル・ビルから山下公園は目と鼻の先。
今日はAFRICAN FESTA 2011 というイベントが行なわれていました。
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アーチの向こう側には氷川丸の煙突にある「日本郵船会社」の白地に二本の赤線が見えます。
 
横浜開港資料館は日本大通りに面しています。銀杏並木に黄色が目立つようになってきました。
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明日はレポート漬けになりそうです。
夜スクの図書館情報学の宿題(論文の要約)と歴史哲学のレポートです。