土曜日の横歴は企画展関連講演会でした。

おはようございます。
一昨日の土曜日は小雨模様のなか、横浜市歴史博物館に行ってきました。
久しぶりの横歴です。
 
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企画展「鶴見川流域のくらし~生業・水運・信仰・祭礼」が開催されていることと、企画展関連講演会「鶴見川流域のくらしと洪水の現代・未来史」の聴講が目的でした。

手作り感満載でとても好感のもてる展示とその内容を楽しむことができました。特に鶴見川の水運や流域の生業について、様々なことを学ぶことができました。
鶴見川流域の都市化率は1958年(昭和33年)で10%、人口は55万人。しっかりと考えればあたり前のことなのですが、現在の状況を知っているからこそ驚き!を感じてしまいます。ちなみに2003年(平成15年)で85%。人口は188万人です。
昼食にはお弁当をいただいて、14時からは記念講演会です。
岸先生の講演会に先立って、横歴の鈴木靖民館長のご挨拶。
 
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そしてもう一人・・横浜市ふるさと歴史財団の五味文彦理事長です!鎌倉を世界遺産にしようという活動がありましたが、それを断念したときに確か県博でお目にかかりました。
日本中世史の重鎮です。
 
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さて、記念講演会は慶應義塾大学名誉教授の岸由二先生です。ご幼少の頃から鶴見川の近くで過ごされ、その源流から流域活動をされるべく、現在は町田市小山田にお住まいとのことです。
前夜の会食の痛飲で、眠気で途中気を失った時間帯もありましたが、講演の進め方や「話しかけ」方は流石です。
とてもわかりやすく、いつの間にか引き込まれるように聴講できました。
一昨年に慶應を退職されて名誉教授となられているわけですが、ライフワークとして鶴見川と取組む先生の姿はとても魅かれるものでした。