少しずつ

おはようございます。
21は近世後期から近代初期にかけての文化史の研究を続けてきました。
慶應の学士論文は近世後期、横市の修士論文は近代初期について取りあげました。この二つの取組みのなかで苦労し、いまだに克服できていないことが、一次資料の読解です。
文化史ということから、いわゆる古文書(特定の相手に意思を伝達するために作成された近世以前の文書、証書など)ではなく、古記録(特定の相手に向けたものではない日記や書物など)を一次資料として使用していくのですが、古文書のような一定の体裁がなく、句集や歌集は変体仮名が多用されています。
法政では、どうやら古文書の類を読解する講義が多く組まれているようで、いまから楽しみにしているのですが、入学前には現在の研究で参考にしようと考えている一次資料(今のところ三本)の読解を進めておきたいと思います。
少しずつ・・ではありますが、通勤時間などを有効に使って進めておきましょう。