よこはま:本町通りその①

おはようございます。
平日のブログ更新。「よこはま:○○」シリーズに戻ってきました。
野毛から歩きはじめて、馬車道から本町通りに入りました。
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本町4丁目の交差点を右折します。
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横浜第二合同庁舎(旧横浜生糸検査所)です。関東大震災で壊滅的な被害を蒙った横浜でしたが、貿易の復興は喫緊の課題でした。横浜生糸検査所は大正15年に建てられました。平成2年に歴史的建造物に認定され、平成7年には合同庁舎として高層棟を含む大改修が行われました。生糸検査所の外観を復元した造りになっていますが、写真の左側に小さく見える北仲BRIK(旧帝蚕ビルディング)は当時の建物のまま残され、アートスペースとして活用されていました。
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突き当たりは日本郵船歴史博物館です。横浜最後の古典主義建築として有名です。日本郵船横浜支店として昭和11年に竣工しました。ギリシャアテネにあるパルテノン神殿を彷彿とさせる華麗な外観を持ち、大オーダーと呼ばれる、2階部分まで貫くコリント式の円柱が16本並んだ姿は壮観の一言です。本町通りからの写真では上手く伝わりません。改めてご紹介したいと思います。
イメージ 4横浜銀行協会ビルです。この本町通りは横浜が開港してから間もない明治期から金融街として発展した地域でもありました。馬車道の川崎銀行横浜支店・横浜正金銀行本店そして安田銀行横浜支店はこれまで紹介してきましたが、この本町通りには三井・住友・三菱・安田・第一の当時のメガバンクの店舗がありました。銀行員の親睦・保養を目的として昭和11年に建てられました。
その銀行繋がり・・
次回は現存するメガバンク(三井・三菱)を紹介します。