慶應通信の振り返り(最終回)です。

少し気の早い振り返り・・その⑬です。
慶應通信の振り返りの最終回となります。題して「さいごに」です。卒業許可が得られるかどうかも解らないうちに「さいごに」でもないのですし、ここに来てのズッコケ振りは悔しいやら、情けないやら・・
多分・・十中八九、大丈夫だろう!と思う、慶應通信についてはしっかりと振り返っておきたいと思います。
というわけで、振り返りの最終回です。
 
思えば、慶應通信4年間、前半は数々の失態もあり結果的に大慌てとなってしまいました。
まず、英語の履修が2年目になってしまったこと(履修計画の甘さ)。次に、レポート課題の不首尾(レポートとしての体裁に関する無知)の2点です。
始めのころのレポートは今読み返しても赤面もの!です。
史学概論と地理学Ⅰ・・
 
イメージ 1
 
背表紙の色紙は、史学概論はレポートC・科目試験C、地理学Ⅰは夫々Bだったことを表しています。特にレポートは再々々提出でようやく合格。
私の慶應通信1番打者と2番打者はルールを知らないままバッターボックスに立ち、やみくもにバットを振り回し・・といった感じでしょうか?
それでも、何とか体勢を立て直し、10月度科目試験の頃にはようやくレポートと科目試験への取組みが巡航速度にのったという感じでした。
そして、大失態の英語は2年目の7月度科目試験からの取組みとなりました。1月度科目試験での合格をあわせて6単位となり、ぎりぎりで3月の卒論指導登録に間に合わせた次第です。これで何とか「4年で卒業」の当初目標が可能になりましたが、まさに綱渡りでした。
後半の2年間は卒業要件の満了に向けた単位の積上げと卒論。後半戦は楽しみながら進められる余裕も少し出てきたような気がします。
学士入学のため、最短で2年半での卒業が可能です。そこを4年かけたわけですから、あまり誉められたものではありません(成績もあわせて)。でも、前半2年のバタバタがあったとは言え、「勉強したい科目>単位の積上げ」というスタンスでもあったことから、仕方のないところなのかな?とも思います。例えば、専門科目では国文学古典研究Ⅰ~Ⅴまで6科目を履修しました。研究テーマを江戸時代後期の地域文化としていたことから、この6科目はどうしてもクリアしたいと考えていました。1単位科目。それでもレポートと試験での合格を経て単位をとる・・というプロセスにはかわりありません。また、「勉強したい科目>単位の積上げ」となると、配本のタイミングや科目群の影響も少なくありません。
更に加えれば慶友会にも所属しない、それこそ自分勝手流な?4年間だったと思います。
続けることが出来たのは、入学時の思い「論文(この場合卒論)を書いてみたい」と「慶應で学ぶことへの憧れ→喜び」を最後まで持ち続けることができたことに尽きます。また、そのような気持ちが継続できる(させる)慶應通信の魅力があってのことと思います。暑い最中の夏期スクーリングや長丁場の夜間スクーリング、拙いレポートに丁寧に目を通し、朱を入れてくださった先生には頭が下がる思いです。ありがとうございました。
拙ブログを通じて多くの皆様からの叱咤激励もいただきました。
そして、ここまで到達できたことを一番喜んでくれている、浜松に暮らす母に感謝したいと思います。
 
3月初旬に届く予定の卒業試験の判定通知を静かに待ちたいと思います。