秋の日のお楽しみ

今週末の楽しみ!
予定通り、称名寺へ行ってきました。県立博物館「金沢文庫」は臨時閉館中。
開館は未定ということですが、やはり中世関連の催しものは「ここでしょ!」なのです。収蔵庫環境整備のため・・我慢です。
 
それにしても、良いお天気になりました。
金沢八景から、金沢道の旧道を途中から歩き、明和8(1771)に再建された惣門(赤門)から、仁王門をくぐると浄土式庭園が広がります。この仁王門も文政元年(1818)に再建されたものです。
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北条氏の一族、金沢北条氏の祖、北条実時(北条義時の孫)が開基しました。
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阿字ケ池にかかる橋・・銀杏がとてもよい具合に色づいています。
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金堂は天和3(1681)年に再建、奥の釈迦堂は文久2(1862)に建立されました。阿字ケ池ごしにみる、これらの伽藍様式の建物はとても立派なものです。
浄土式庭園は平安時代の末期に盛んにつくられたものですが、鎌倉幕府の滅亡とともに、金沢北条氏も滅び、寺運も衰退しました。
そして、江戸時代に入ると大幅な復興が実現し、様々な建物は再興されました。
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金沢文庫への随道(これは往時のままのものも残っている)側からです。浄土式庭園の全体はフレームのなかに収まりきらないのですが、その佇まいがお伝えできるでしょうか?
 
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体調が今ひとつだったのですが、よく歩きました。