県博講座三回目です。

今日は寒い一日になりました。
三回目の県博講座に行ってきました。三回目ともなると慣れたものです。すっかり馬車道に詳しくなりました。
連続講座は以前にも参加したことがありました(鎌倉禅宗講座)が、内容(に対するアプローチ)が多面的なので、毎回とても楽しく参加が出来ています。
 
すでにご紹介したとおり、県博(神奈川県立歴史博物館)は旧横浜正金銀行本店本館の建物をリニューアルしたものです。
その重厚感たっぷりの外観はとても見事なものです。
 
内部もまた趣きがあります。
県博の正面玄関は馬車道と逆側にありますが、私は必ず馬車道側から入ります。
横浜正金銀行の正面玄関です。
 
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階段を上がったエントランスです。
 
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そこから展示コーナーエリアを囲む三辺の廊下を歩き、正面玄関側にある受付に回ります。
 
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横浜正金銀行は内部も重厚な感じです。
 
関東大震災で地下を残して消失しましたが、太平洋戦争では横浜の石造り(レンガ作り)の建造物は焼夷弾による消失は免れたようなので、そのころの趣きを残している・・と思います。
 
 
今日の講義は「中世都市鎌倉の文物と意匠」と題した、学芸員小井川先生のご担当です。
県博では美術・工芸をご担当されています。
これまでの二回の講座とはことなり、プロジェクター使った講義です。
ご専門(先生は大好きな・・とおっしゃっていましたが)、葦手の意匠についての解説がとても興味深いものでした。特に平家納経(中世鎌倉には関係ないのですが・・)の解説には、とても熱がこもっており、「好きな」気持ちが伝わってきました。
 
真葛焼の解説を以前にフロアレクチャーで聞きました。
その質問をしたかったのですが、今回はテーマが全く違うので、いつか県博でお会いできたときにでも・・と思います。
 
朝から、慶應通教の英語Ⅰを少し。続けて、いよいよ最終コーナーをまわった会社の業績評価に取り掛かりました。
県博の講座が終わる頃には冷たい雨が降ってきました。
ひと雨ごとに寒くなってきます。
 
そろそろ、国文学古典研究Ⅳ-平安和歌研究-のレポートに取り掛かります。123日が締め切り。1月度科目試験にエントリーする予定です。