研究の悩み

おはようございます。
先週の木曜日は「お疲れにつき・・」で、近代史ゼミの発表を自宅からリモートで行いました。
これまであまり詳しくブログの記したことはなかったのですが、y21は近世後期~近代にかけての「横浜地域」の文化史について研究しています。
法政の修論安政5年に東海道神奈川宿で出版された『三五景一覧』をテーマにしました。横浜市立大学修論明治10年に横浜で開催された書画会を、慶應の卒論は保土ヶ谷宿の歌壇活動をテーマにしました。
研究はどんどん専門化していくのですが、今は明治6年~10年のあいだ横浜に住んだ戯作者の仮名垣魯文の史学的分析をテーマにあげました。
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『かな反故』(明治28年刊)より転載
木曜日にはいまだアプローチの手法が定まらないながらもその「研究方針」を発表しました。
「史学的→史料に基づく分析」という視点で、厳しいながらもとても参考になる意見をたくさんいただきました。
ついつい文学的検討に寄りがちになります。
まずは史料…です。