史跡保存と都市開発

おはようございます。
木曜日(22日)の日経朝刊38面【社会】の記事です。
JR東日本の品川・高輪再開発事業が進む中で出土した「高輪築堤」の遺構の話題は、その保存方法も含めて注目していたところでした。
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記事によれば、おおよそ800ⅿの遺構のうち、120ⅿを現地保存、30ⅿ分を移築保存とし、それ以外は調査のうえ記録保存をすることとなるようです。
経済活動の視点でみれば工事コストの増加やスケジュールへの影響が懸念され、文化活動の視点でみれば「単なる保存」だけでなく史跡としての有効な活動(学習活動など)への展開が課題となります。
建築系のお仕事をしているy21は、このJR東日本の大プロジェクへ期待する一方で、史跡の保存後の動きにも期待したいところです。