『更級日記』のたのしみ

おはようございます。
昨日の日経朝刊の【文化】面にとても興味深い記事がありました。
更級日記、東国知る史料に」
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ご存じのとおり、『更級日記』は菅原孝標女によって平安時代中ごろに書かれた回想録です。
「日記」とありますが、夫の死を悲しんで書いた「回想録」で、寛仁4年(1020)~康平2年(1059)までのおおよそ40年間の出来事が綴られています。
更級日記』の前半には作者が同行した父菅原孝標が赴任地の上総から京へ帰任する道程が描かれており、この記事はその内容に「東国知る史料」を見いだしたというものでした。
よい「気づき」をいただきました。
旧東海道ウォーキングで日坂宿の手前の「小夜の中山」を歩いた時に、『更級日記』に書かれていたことを思い出したくらいのy21でした。