おはようございます。
昨日に続いて、日曜日のウォーキング(旧東海度コース)を紹介しましょう。
今回も明治15年帝国陸軍迅速測図を使います。
旧東海道の権太坂です。
国道一号線の権太坂は大学駅伝の「華の2区」の難所として有名ですが、こちらはさらに急登です。
登り切って、気持ちの良い尾根道をしばらく歩くと、境木に着きます。
測図の①
たびたび紹介しました境木地蔵尊があります。迅速測図にも大きな字で「木境」とありますが、その下の横に伸びる破線が武相州の国境です。
境木地蔵尊から、今度は焼餅坂を下ります。
測図の②
測図の③
この辺は旧東海道っぽい?趣きが感じられます。
これまで気が付きませんでしたが、品濃一里塚の手間に庚申塔(年代不明)がありました。
品濃一里塚(京に向って左側)。
そして富士山。
薄曇りでぼんやりとした富士山でしたが、山坂コースのウォーキングではお目にかかれるのとかかれないのとでは、気持ちの高揚感がまったく違います。
こちらの馬頭観世音菩薩と刻まれた石塔(天保4年〈1833〉)も、これまで気が付きませんでした。
凡そ2時間で12,585歩。
久しぶりの富士山のおかげでしょうか?気持ち良く歩くことができました。